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中古のワゴンRを見ていると「MH34S」「MH55S」のような型式が出てきて、どれが何代目なのか分かりにくいですよね。
結論から言うと、ワゴンRは1993年の初代から現行の6代目まで6世代あり、型式の数字を見れば世代はほぼ見分けられます。
この記事では、歴代モデルを1つの表にまとめ、車検証のどこを見ればいいか、中古でどの世代を選ぶかまで順番に見ていきます。
ワゴンRの歴代モデル一覧
まずは全体像から。スズキ公式のシリーズ沿革(2025年8月4日リリース)をもとにまとめています。
| 世代 | 発売 | 主な型式 | この世代のトピック |
|---|---|---|---|
| 初代 | 1993年9月 | CT21S・CT51S など | 背の高い軽ワゴンの草分け |
| 2代目 | 1998年10月 | MC11S・MC21S・MC22S など | スポーツ系「RR」を設定 |
| 3代目 | 2003年9月30日 | MH21S(2007年5月以降 MH22S) | 2007年2月にスティングレー追加 |
| 4代目 | 2008年9月25日 | MH23S | 13年超の車が中心に |
| 5代目 | 2012年9月6日 | MH34S(2014年8月以降 MH44S) | S-エネチャージ搭載 |
| 6代目(現行) | 2017年2月1日 | MH35S・MH55S(2020年1月以降 MH85S・MH95S) | マイルドハイブリッド、2025年12月にデザイン集約 |

初代〜5代目は、駆動方式やエンジンの違いで細かな型式のバリエーションがあります。表は代表的なものです。手元の車がどれに当たるかは、車検証の型式欄で確かめるのが確実です。
ワゴンRはこの30年あまりで、世界累計販売1,000万台(2025年6月まで・ワゴンRワイド/プラス/ソリオを含む)、国内累計500万台(2023年12月)を超えています。数字はスズキ公式の発表です。
それだけ台数が多いので、中古車でも世代の違う車が同じ価格帯に並ぶことがあるんです。だからこそ、型式で見分けられると選びやすくなります。
車検証の型式欄の読み方
『型式ってどこに書いてあるの?』という方もいますよね。車検証の「型式」という欄に書かれています。
例えば現行のHYBRID ZXなら「5AA-MH95S」、ZLなら「5BA-MH85S」です。
- ハイフンの前(5AA・5BAなど)は、排出ガスの区分などを表す記号
- ハイフンの後ろ(MH95S・MH85Sなど)が車の型式
- 「MH」の後ろの2桁で、おおよその世代が分かる
- 現行型の型式は、2WDと4WDで分かれない
MHから始まる型式は3代目以降です。覚えるのは数字の部分だけで大丈夫です。
数字でいうと、21・22が3代目、23が4代目、34・44が5代目、35・55・85・95が6代目です。
初代はCT、2代目はMCから始まります。ここまで古い車は、いまはかなり台数が減っています。
例えばこんな会話、中古車店でありそうですよね。
「このワゴンR、何代目ですか」
「型式がMH55Sなので、6代目の前期ですね」
型式を知っていると、年式の表示だけでは分からない「前期か後期か」まで見分けられるんです。
世代ごとの特徴をざっくり押さえる
ここからは、各世代の特徴を短く見ていきますね。
- 初代(1993年〜): 背の高さで室内を広く取る「軽ハイトワゴン」の形をつくった世代
- 2代目(1998年〜): スポーツ系のRRが設定された
- 3代目(2003年〜): 2007年2月にワゴンR スティングレーが追加された
- 4代目(2008年〜): 型式MH23S。2026年時点では13年を超えた車が中心
- 5代目(2012年〜): 2014年8月からS-エネチャージを搭載し、型式がMH44Sに
- 6代目(2017年〜): マイルドハイブリッド、2020年1月にR06D型エンジン、2025年12月にデザインを1つに集約
初代〜3代目の今の立ち位置は初代〜3代目ワゴンRの特徴で、2代目・3代目のRRについてはワゴンR RRとはで詳しく見ています。
4代目は、2026年時点でほとんどが初度検査から13年を超えています。軽自動車税が年12,900円に上がる点も含めて、4代目ワゴンR(MH23S)の現在で整理しています。
5代目は中古市場でまだ台数が多く、価格も手ごろな世代です。S-エネチャージの電池なども含めた注意点は5代目ワゴンR(MH34S/MH44S)は今買いかで見てみてください。
現行6代目の中の「前期・中期・後期」
6代目は発売から9年以上続いているので、同じ6代目でも中身がかなり違います。ここが中古選びでいちばん差が出るところなんです。
| 時期 | 型式 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 2017年2月〜 | MH35S・MH55S | 6代目発売。2017年8月に5MT追加 |
| 2020年1月〜 | MH85S・MH95S | R06D型エンジンと新CVT、後退時ブレーキサポート設定 |
| 2022年8月〜 | MH85S・MH95S | デュアルカメラブレーキサポート全車標準、ACC設定、カスタムZ追加 |
| 2025年12月〜 | MH85S・MH95S | デュアルセンサーブレーキサポートII、デザイン集約、グレードはHYBRID ZXとZL |
出典はスズキ公式のニュースリリースです。
『同じ型式なのに、中身が違うの?』
そうなんです。2020年1月以降は型式が同じまま、2022年8月と2025年12月に安全装備や外観が変わっています。型式だけでなく、初年度登録の年月も一緒に見てみてください。
年ごとの細かな違いは6代目ワゴンRの年式別の違い、現行型の評価は現行ワゴンR(6代目)の特徴と評価にまとめています。
衝突被害軽減ブレーキの名前でも年式が分かる
型式と並んで便利なのが、安全装備の名前です。6代目の中でも、衝突被害軽減ブレーキの名前が時期によって変わってきました。
| 時期 | 衝突被害軽減ブレーキの名前 |
|---|---|
| 2017年〜2022年8月 | デュアルセンサーブレーキサポート |
| 2022年8月〜2025年12月 | デュアルカメラブレーキサポート |
| 2025年12月〜 | デュアルセンサーブレーキサポートII |
名前がよく似ているので、つい読み飛ばしてしまいますよね。ただ、最後に「II」が付くかどうか、「カメラ」か「センサー」かで時期が分かるんです。
中古車の掲載情報や装備表にこの名前が書かれていれば、初年度登録の年月と照らし合わせてみてください。年式の表示とずれていないかの確認にも使えます。
予防安全の機能をまとめた総称は「スズキ セーフティ サポート」です。どの機能が付いているかはグレードと駆動、変速機で変わるので、個々の車は装備表で確かめてみてください。
『型式と年式とブレーキの名前、全部見るのは大変そう…』
そう感じたら、まずは型式だけで十分です。候補が2〜3台に絞れてから、残りを確かめれば手間はかかりません。
派生モデルと兄弟車の時期
ワゴンRには、名前に「ワゴンR」が付く派生モデルがいくつもあります。どれがどの時期かを押さえておくと、中古車の表記に迷いにくくなります。
| モデル | 時期 | どんな車か |
|---|---|---|
| ワゴンR ワイド | 1997年2月〜 | 登録車(普通車)の派生 |
| ワゴンR ソリオ | 2000年11月〜 | いまのソリオの前身 |
| ワゴンR スティングレー | 2007年2月〜2025年12月 | 精悍な顔つきの上級版 |
| ワゴンR カスタムZ | 2022年8月〜2025年12月 | 6代目に追加された別デザイン |
| ワゴンR スマイル | 2021年9月〜 | スライドドアの別車種 |
スティングレーとカスタムZは、2025年12月15日の仕様変更で新車のラインアップから外れました。いまは中古車で探すことになります。違いはワゴンRスティングレー・カスタムZは新車で買えない?で詳しく見ています。
ワゴンR スマイルはスライドドアの別車種で、ワゴンRとは車体の造りが違います。名前が似ているので、中古車の検索では車名をしっかり分けて見てみてください。
また、マツダ フレアはワゴンRのOEM車です。中身はワゴンRとほぼ同じなので、中古で探す時は候補に入れてもいいですね。

中古で選ぶなら、どの世代がいい?
歴代を知ったうえで気になるのは、結局どの世代を買えばいいのか、ですよね。予算と重視することで変わってきます。
- R06D型エンジンと新CVTになっている
- 後退時ブレーキサポートなど安全装備が充実してくる
- 2022年8月以降ならACC付きのグレードもある
- 年数が経ち、部品の交換が重なりやすい
- 4代目以前は13年超で軽自動車税が年12,900円になる
- 安全装備は現行と比べると少ない
乗る期間が短く、とにかく安く済ませたいなら5代目も候補になります。車両価格が安いぶん、整備の費用を多めに見ておくと後で慌てずに済みます。
長く乗るなら、6代目の2020年1月以降を中心に見ていくと安心です。
ちなみに、2025年12月より前の「HYBRID ZX」はカスタムZのグレード名でした。現行のワゴンR HYBRID ZXとは別物なので、中古車の表記は車名とセットで確かめてみてください。
- 予算と乗る年数を決める
- 型式で世代を絞る(長く乗るならMH85S・MH95S)
- 初年度登録の年月で、前期か後期かを確かめる
- 車名がワゴンRかスティングレーかカスタムZかを確かめる
- 整備記録簿で交換済みの部品を見る
ワゴンR買いたいドットコム
ワゴンRの値段、先に相場を見ておく
世代と年式の条件が決まったら、在庫を条件で絞って見比べてみてください。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
中古の選び方の全体はワゴンRの中古車の選び方で、新車と比べたい方はワゴンRの値引き相場と限界額も見てみてください。
- スズキ ワゴンR 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
ワゴンRは今何代目ですか。
現行は6代目で、2017年2月1日に発売されました。2025年12月15日に一部仕様変更を受けています。
型式から年式は分かりますか。
世代はおおよそ分かります。ただ、6代目のMH85S・MH95Sは2020年1月から現行まで同じ型式なので、初年度登録の年月も合わせて見てみてください。
MH55SとMH95Sの違いは何ですか。
どちらも6代目のマイルドハイブリッド系です。2020年1月の仕様変更でR06D型エンジンになり、型式がMH95Sに変わりました。
スティングレーは何代目からありますか。
3代目の途中、2007年2月に追加されました。2025年12月に新車のラインアップから外れています。
マツダ フレアとワゴンRは同じ車ですか。
フレアはワゴンRのOEM車で、中身はほぼ同じです。中古で探す時は、フレアも候補に入れると選べる台数が増えます。
ワゴンRで一番古い型式は何ですか。
1993年9月発売の初代で、CT21S・CT51Sなどの型式があります。
まとめ
- ワゴンRは1993年9月の初代から現行の6代目まで6世代
- 型式の「MH」の後ろの数字で世代が分かる(21・22が3代目、23が4代目、34・44が5代目、35・55・85・95が6代目)
- 6代目は2020年1月、2022年8月、2025年12月で中身が大きく違う
- スティングレーとカスタムZは2025年12月に新車ラインアップから外れた
- 長く乗る中古なら、6代目の2020年1月以降が選びやすい





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