現行ワゴンR(6代目 MH85S/MH95S)の特徴と評価|型式と中身

現行ワゴンR6代目の型式MH85SとMH95Sを示したアイキャッチ

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現行のワゴンRを調べ始めると、MH85S、MH95S、MH55Sと型式がいくつも出てきて、どれが今のモデルなのか迷いますよね。

結論から言うと、現行ワゴンRは2017年2月に出た6代目で、いま新車で買えるのはHYBRID ZX(MH95S)とZL(MH85S)の2グレードです。MH55Sは6代目の初期と、旧ターボ車の型式になります。

この記事を読めば、6代目の中身と、どの年式・グレードが自分に合うかが数字で分かります。

目次

現行ワゴンRは6代目。いつ出て、いまどうなっている?

スズキ ワゴンRの6代目は、2017年2月1日に発売されました。2026年9月の時点で、これが現行モデルです。フルモデルチェンジの公式発表はまだありません。

6代目は発売から約9年がたっています。長く売られているぶん、途中で何度も中身が変わってきたんです。

時期主な出来事
2017年2月6代目発売(MH35S・MH55S)
2017年8月5MT車を追加
2020年1月R06D型エンジンと新CVTを採用(MH85S・MH95S)
2022年8月デュアルカメラブレーキサポート全車標準。カスタムZ追加
2023年10月・11月法規対応の一部仕様変更と価格改定
2025年12月デザインを1つに集約。HYBRID ZXとZLの2グレードに

日付はスズキ公式のニュースリリースに基づいています。

『同じ6代目なら、どれを買っても一緒じゃないの?』と思う方も多いはずです。

実は、2020年1月と2025年12月の前後で、エンジンや安全装備が大きく違います。中古で6代目を探す時は、年式を見るだけで中身の見当がつくようにしておくと安心です。

年式ごとの細かい違いは6代目ワゴンRの年式別の違いで詳しく見ています。

先に結論
  • 現行は6代目(2017年2月発売)。2026年9月時点で後継の公式発表はない
  • 新車で買えるのはHYBRID ZX(MH95S)とZL(MH85S)の2つだけ
  • スティングレー・カスタムZ・ターボ車は2025年12月で新車から消えた

型式MH85S・MH95S・MH55Sの違いは?

ワゴンRの型式は、ハイブリッドがあるかどうかとエンジンで決まります。2WDと4WDで型式は分かれません。

型式時期中身
MH35S2017年2月〜2019年12月マイルドハイブリッドなし
MH55S2017年2月〜マイルドハイブリッド(初期)。旧ターボ車もこの系統
MH85S2020年1月〜R06D型エンジン・ハイブリッドなし(現行ZL)
MH95S2020年1月〜R06D型エンジン+マイルドハイブリッド(現行HYBRID ZX)

現行の車検証では、HYBRID ZXが「5AA-MH95S」、ZLが「5BA-MH85S」と書かれます。前に付く「5AA」「5BA」は排出ガスの区分を表す記号です。

『MH55Sって今も売ってるの?』という声もよく聞きます。

MH55Sは2017年の6代目発売時のハイブリッド車の型式です。2020年1月以降、NAのハイブリッドはMH95Sに切り替わりました。ただ、スティングレーのHYBRID Tのようなターボ車は、2025年までMH55S系のまま作られていたんです。

つまり、いま中古車で「MH55S」を見たら、2019年以前のハイブリッド車か、旧ターボ車のどちらかです。車検証の年式とグレード名を一緒に見て判断してみてください。

中古で型式を見る時のポイント
  • MH85S・MH95Sなら2020年1月以降のR06D型エンジン
  • MH35S・MH55Sなら2019年以前の初期型か、旧ターボ車
  • グレード名と初度登録年月を一緒に見る
6代目ワゴンRの型式MH35S・MH55S・MH85S・MH95Sの違いをまとめた図解

現行ワゴンRの価格とグレード

いま新車で買えるワゴンRは、HYBRID ZXとZLの2グレードです。価格はスズキ公式のメーカー希望小売価格(消費税込・2025年12月15日発売時)です。

グレード型式2WD4WD変速機
HYBRID ZX5AA-MH95S1,709,400円1,829,300円CVT
ZL5BA-MH85S1,430,000円1,553,200円CVT/5MT

ZLはCVTと5MTが同じ価格です。有料色を選ぶと27,500円上がります。

HYBRID ZXとZLの差は、2WD同士で279,400円です。この差で、マイルドハイブリッドやACC、サイド・カーテンエアバッグなどが付きます。

「28万円の差って、そんなに違うんですか」
「安全装備と快適装備がまとまって付くので、長く乗るなら中身で比べる価値はありますよ」

現行ワゴンRのHYBRID ZXとZLの価格と主な装備の差を示した図解

2つのグレードの詳しい比べ方はワゴンRのHYBRID ZXとZLの違いに、駆動方式ごとの一覧はワゴンRの新車価格一覧にまとめています。

燃費とエンジン。現行ワゴンRの走り

現行ワゴンRは全車がR06D型のNAエンジンです。ターボ車はありません。

項目HYBRID ZX 2WDHYBRID ZX 4WDZL CVT 2WDZL 5MT 2WD
WLTC燃費25.1km/L23.5km/L24.2km/L25.1km/L
市街地モード23.0km/L22.0km/L20.2km/L21.4km/L
マイルドハイブリッドありありなしなし
アイドリングストップありありなしなし

燃費はスズキ公式の主要諸元表のWLTCモード値です。

エンジンは最高出力36kW(49PS)、最大トルク58N·mです。HYBRID ZXは、これにモーター(1.9kW)の加速アシストが付きます。

街中の燃費は、HYBRID ZXが一番です。市街地モードで比べると、ZLのCVTより2.8km/L良くなっています。

ただ、力強さを求める方には物足りないこともあります。4人乗って坂道を登る場面や、高速道路の合流では、アクセルを深く踏む場面が増えますよね。

5MTの燃費も良い

ZLの5MT(2WD)はWLTC 25.1km/Lで、HYBRID ZXの2WDと同じ数字です。高速道路モードでは25.9km/Lと一番良い値になっています。

燃費の実際はワゴンRの実燃費で、ハイブリッドの中身はワゴンRのマイルドハイブリッドとはで詳しく見ています。

サイズと室内。6代目の良さはどこ?

6代目ワゴンRの良さとしてよく挙がるのが、軽自動車らしい扱いやすさと、背の高さのバランスです。

項目数値(現行・公式諸元)
全長×全幅×全高3,395×1,475×1,650mm
室内長×幅×高2,455×1,355×1,265mm
ホイールベース2,460mm
最小回転半径ZX 4.6m/ZL 4.4m
乗車定員4名
燃料タンク27L

全高1,650mmは、スペーシアやN-BOXのようなスーパーハイトワゴンより低い数字です。そのぶん横風を受けにくく、立体駐車場に入れやすい場面もあります。

後席は左右別々にスライドとリクライニングができます。背もたれを倒せば、荷室とつながってフラットになるんです。

ZLの最小回転半径4.4mは、狭い道のUターンや駐車で助かる数字です。『軽ならどれも小回りは同じでしょ』と思いがちですが、タイヤの大きいZXは4.6mと少し大きくなります。

6代目ワゴンRの良さ
  • 車体が軽く、燃費が良い
  • 全高1,650mmで運転しやすい
  • 後席の左右独立スライド・リクライニング
  • 価格が143万円台から
気になりやすい点
  • 後席はスライドドアではなくヒンジドア
  • 現行にターボ車が無い
  • 4人乗車の坂道や合流で力不足を感じることがある

サイズの比較はワゴンRのサイズ一覧にまとめています。

安全装備。2025年12月で何が良くなった?

現行ワゴンRの衝突被害軽減ブレーキは「デュアルセンサーブレーキサポートII」です。2025年12月の仕様変更で新しくなり、交差点の右左折や出合頭にも対応しました。

装備HYBRID ZXZL
デュアルセンサーブレーキサポートII標準標準
車線逸脱抑制機能標準標準
ACC(全車速追従)標準なし
サイド・カーテンエアバッグ標準なし
誤発進抑制・低速時ブレーキサポート標準CVT車のみ
4.2インチカラーマルチインフォメーションディスプレイ標準標準

ここが大事なところです。高速道路をよく使う方は、ACCが付くかどうかで疲れ方がかなり変わります。ACCはHYBRID ZXだけの装備なんです。

一方で、ヘッドアップディスプレイと電動パーキングブレーキは現行には付きません。CVT車の駐車ブレーキは足で踏むタイプです。

現行ワゴンRの安全装備をHYBRID ZXとZLで比べた図解
旧型の記事と混同しない

「ワゴンRにヘッドアップディスプレイが付く」という情報は、2025年12月以前の仕様の話です。現行の装備表には載っていません。

安全装備で何ができて何ができないかはワゴンRの安全装備で詳しく見ています。

現行ワゴンRは「最高傑作」?歴代と比べて

『ワゴンRの最高傑作は何代目?』という話題はよく見かけます。好みの問題なので答えは1つではありません。

ただ、数字で比べると6代目は分かりやすく進んでいます。安全装備が全車標準になり、マイルドハイブリッドで燃費も良くなりました。

世代発売主な型式特徴
4代目2008年9月MH23S13年超で税金が上がる年式
5代目2012年9月MH34S/MH44Sエネチャージ・S-エネチャージ
6代目(現行)2017年2月MH35S/MH55S/MH85S/MH95Sマイルドハイブリッド・予防安全が充実

4代目と5代目は中古で安く買える一方、年式が古くなってきています。4代目は全車が13年を超え、軽自動車税が年12,900円になっています。

新車時からの安全装備の差や税金を考えると、これから長く乗るなら6代目が中心の候補になります。

5代目の今の評価は5代目ワゴンR(MH34S/MH44S)は今買いか、4代目は4代目ワゴンR(MH23S)の現在にまとめました。全世代の一覧はワゴンRの歴代モデル一覧で見られます。

現行ワゴンRはどんな人に合う?

最後に、6代目をどう選ぶかを場面ごとに見てみます。

こんな人合う選び方
高速道路も走る・安全装備を重視HYBRID ZX(ACC・6エアバッグ)
近所の買い物が中心・価格重視ZL CVT
MTで走りたいZL 5MT
雪の多い地域4WD(ZXは119,900円高、ZLは123,200円高)
ターボが欲しい中古の旧スティングレー・カスタムZ

スライドドアが欲しい場合は、派生車のワゴンR スマイルという別の車になります。ワゴンRとは車体が違うので、比べる時は分けて考えてみてください。

新車で買うなら、ZXとZLの両方で見積もりを取ると差がはっきりします。

ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンRの値段、先に相場を見ておく

現行ワゴンRのグレードが決まったら、見積もりを取って総額で比べてみてください。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

値引きの進め方はワゴンRの値引き相場と限界額にまとめています。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

現行のワゴンRは何代目ですか。

6代目です。2017年2月1日に発売され、2026年9月時点で後継の公式発表はありません。

ワゴンRのMH55SとMH95Sの違いは何ですか。

MH55Sは2017年の6代目発売時のマイルドハイブリッド車と旧ターボ車の型式です。MH95Sは2020年1月以降のR06D型エンジンのマイルドハイブリッド車で、現行のHYBRID ZXです。

現行ワゴンRにターボはありますか。

ありません。2025年12月の仕様変更で全車NAになりました。ターボ車は中古の旧スティングレーやカスタムZで探すことになります。

現行ワゴンRの価格はいくらですか。

HYBRID ZXが1,709,400円(2WD)、ZLが1,430,000円(2WD)です。4WDはそれぞれ1,829,300円と1,553,200円です。

現行ワゴンRにスライドドアはありますか。

ありません。後席はヒンジドアです。スライドドアはワゴンR スマイルという別の車になります。

まとめ

この記事の要点
  • 現行ワゴンRは6代目(2017年2月発売)。後継の公式発表はまだない
  • 新車はHYBRID ZX(MH95S)とZL(MH85S)の2グレードだけ
  • MH55Sは6代目初期のハイブリッド車と旧ターボ車の型式
  • 2025年12月にデュアルセンサーブレーキサポートIIへ刷新
  • ACCとサイド・カーテンエアバッグはHYBRID ZXのみ
ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンR買いたいドットコム 編集部

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