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ワゴンRに乗り換えたら、サイドブレーキのレバーが見当たらなくて戸惑った。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、現行型ワゴンRのCVT車は、運転席の足元の左にある足踏み式のパーキングブレーキです。電動パーキングやブレーキホールドは、現行型には付いていません。
この記事を読むと、サイドブレーキの場所とかけ方・外し方、冬や坂道での注意点まで分かります。
ワゴンRのサイドブレーキはどこにある?
『手で引くレバーがない…どこなの?』
以前の車が手で引くレバー式だと、まずここで迷いますよね。現行型ワゴンRのサイドブレーキは、変速機で形が違うんです。
| 変速機(現行型) | サイドブレーキの形 | 場所 |
|---|---|---|
| CVT車(HYBRID ZX・ZL) | 足踏み式(フットパーキングブレーキ) | 運転席の足元の左端 |
| 5MT車(ZL) | 取説で確認(フロアシフト車) | 運転席と助手席の間まわり |
CVT車がフットパーキングブレーキであることは、スズキ公式の主要諸元表に基づいています。駐車ブレーキそのものは機械式で、電動ではありません。
ブレーキペダルのさらに左、足を置くあたりの奥に、小さめのペダルがあります。それがパーキングブレーキです。

5MT車はフロアシフトで、シフトレバーが運転席と助手席の間にあります。パーキングブレーキの形は年式で変わることもあるので、自分の車の取説で確かめてみてください。
足踏み式は、運転席と助手席の間に大きなレバーを置かずに済みます。そのぶん足元や座席まわりを広く使えるので、軽ハイトワゴンでよく使われる形なんです。現行型ZLのCVT車は、フロントがベンチシートになっています(スズキ公式の装備表より)。
足踏み式パーキングブレーキの使い方
慣れれば簡単ですが、最初は外し方で迷う方が多いです。
- 車を止めたら、右足でブレーキペダルをしっかり踏んでおく
- シフトをPに入れる
- 左足でパーキングブレーキのペダルを奥まで踏み込む
- 外す時は、ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキをもう一度踏み込む
- ペダルが戻ったら、メーターのブレーキ警告灯が消えたことを確かめる
外し方は「もう一度踏むと戻る」タイプが多いですが、年式によって解除のしかたが違う場合があります。取説の「パーキングブレーキ」のページで、自分の車の手順を確かめてみてください。
例えば、こんな場面です。
「パーキングブレーキ、どうやって戻すの?レバーを探しちゃった」
「もう一度、奥まで踏んでみてください。カチッとなって上に戻りますよ」
踏み込みが浅いと、しっかりかからないことがあります。坂道では特に、奥まで踏み切るのを意識しておきましょう。
Pに入れるだけではだめ?
『CVTならPに入れれば止まるし、パーキングブレーキはいらないんじゃない?』
そう思う方もいるかもしれません。実は、Pは変速機の中の小さな部品で車を止めているだけなんです。
| 止め方 | しくみ | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| シフトをPに入れる | 変速機の中で車輪の回転を止める | 平らな場所での短い停車 |
| パーキングブレーキ | 後輪のブレーキをワイヤーで効かせる | 駐車のたびに。坂道では特に大事 |
| 両方を使う | 変速機とブレーキの両方で止める | ふだんの駐車の基本 |
坂道でPだけに頼ると、変速機の部品に車の重さがかかり続けます。止める時はパーキングブレーキを先にかけてからPに入れる、という順番にしておくと、部品への負担が少なくなりますよ。
ブレーキホールドや電動パーキングはある?
『信号待ちでブレーキから足を離せる、あの機能は?』
最近の車だと付いていることが多いので、気になりますよね。ただ、現行型ワゴンRには付いていません。
| 機能 | 現行型ワゴンR | どういうものか |
|---|---|---|
| 電動パーキングブレーキ | なし | スイッチでかけ外しする |
| ブレーキホールド | なし | 止まった後、ブレーキを踏み続けなくても止まっていられる |
| 足踏み式パーキングブレーキ | あり(CVT車) | 足で踏んでかけ外しする |
| ACC(全車速追従機能付) | HYBRID ZXのみ | 前の車に合わせて速度を調整する |
表の装備は、スズキ公式の装備表と主要諸元表に基づいています(2025年12月15日の一部仕様変更後)。
電動パーキングとブレーキホールドは、現行型に設定がありません。信号待ちでは、これまでどおりブレーキペダルを踏んで止まっておく使い方になります。
長い信号待ちで足が疲れる時は、シフトをNに入れるより、ブレーキを踏んだままでいるのが安心です。Nに入れると、うっかり動き出した時に対応が遅れやすいからです。
ACCの使い方や、できること・できないことはワゴンRの安全装備|できること・できないことにまとめています。
解除し忘れたらどうなる?
パーキングブレーキをかけたまま走り出すのは、よくあるうっかりです。
ブレーキが引きずった状態で走ることになり、ブレーキが熱を持ったり、燃費が悪くなったりします。焦げたような臭いがしたら、安全な場所に止めて、パーキングブレーキが外れているか確かめてみてください。
パーキングブレーキがかかっている間は、メーターのブレーキ警告灯が点きます。走り出す前に、メーターを一度見るくせをつけておくと安心です。
もし外したのに警告灯が消えない時は、ブレーキ液が減っているなど、別の理由も考えられます。そのまま走り続けず、販売店で見てもらいましょう。
警告灯の色と意味はワゴンRの警告灯・警告音の意味と対処で一覧にしています。
乗る人が替わる時に伝えておきたいこと
家族で1台のワゴンRを使う時や、代車として貸す時は、パーキングブレーキの外し方を一言伝えておくと安心です。
- パーキングブレーキは運転席の足元の左にある(CVT車)
- 外す時は、もう一度奥まで踏む
- 走り出す前に、メーターのブレーキ警告灯が消えたか見る
- ブレーキホールドは付いていないので、止まっている間はブレーキを踏んでおく
とくに、ふだん電動パーキングの車に乗っている人は、スイッチを探してしまいがちです。足で踏むタイプだと分かれば、迷わずに済みますよ。
坂道と冬に気をつけたいこと
ここが大事なところです。パーキングブレーキは、場面によって使い方を変えた方がいいことがあります。
- ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキを奥まで踏み込む
- シフトをPに入れる(5MT車は、上り坂なら1速、下り坂ならRに入れる)
- タイヤを縁石の方へ向けておくと、万一動いた時に止まりやすい
5MT車は、エンジンを切ったあとにギアを入れておくのが基本です。パーキングブレーキだけに頼らないようにしましょう。
冬の寒い地域では、また事情が違います。
『雪国では、サイドブレーキを使わないって本当?』
実は、そういう習慣がある地域は多いです。濡れたまま冷えると、ブレーキが凍りついて外れなくなることがあるからなんです。
| 場面 | パーキングブレーキ | 代わりにすること |
|---|---|---|
| ふだんの平らな駐車場 | かける | 特になし |
| 坂道 | かける | ギアとタイヤの向きも合わせる |
| 雪道を走った後の寒い夜 | 凍るおそれがあれば使わない | Pに入れて、平らな所に止め、輪止めを使う |
凍りそうな夜に使わない場合は、平らな場所を選んで止めて、輪止めを使いましょう。坂道で使わないのは危ないので、この方法は平らな場所だけにしてください。

雪道での走り方や、4WDが必要かどうかはワゴンRの4WDは必要かで比べています。
効きが弱い・戻りが悪い時は
パーキングブレーキも、長く乗るうちに調子が変わってきます。こんな症状があれば、点検のサインです。
- 奥まで踏み込まないと効かなくなった
- 坂道で止めると、じわっと動く感じがある
- 外したのに、ペダルが最後まで戻らない
- 走り出すと、後ろのほうから引きずるような音がする
パーキングブレーキは、後輪のブレーキとワイヤーでつながっています。ワイヤーの伸びや、ブレーキの部品の摩耗で効きが弱くなることがあるんです。
点検で見てもらう内容
パーキングブレーキの点検では、主に次のところを見てもらいます。
| 見てもらうところ | どんな時に気にするか |
|---|---|
| 踏みしろ(奥まで踏んだ時の深さ) | 前より深く踏まないと効かない |
| ワイヤーの伸びや引っかかり | 外したのに戻りが悪い |
| 後輪のブレーキの部品の減り | 坂道でじわっと動く感じがある |
| ブレーキ液の量 | 外してもブレーキ警告灯が消えない |
踏みしろの調整だけなら、大きな費用にならないことが多いです。部品の交換が必要かどうかは、点検の結果で見積もりをもらって決めてみてください。
『まだ効くから大丈夫』と後回しにしがちですが、坂道で止めた時に動き出すと大きな事故につながります。気になったら早めに見てもらいましょう。
調整や部品の交換は、車検や点検の時にまとめて見てもらうと手間が少ないです。車検の費用の目安はワゴンRの車検費用の目安で見られます。
低速でガクガクするなど、ブレーキ以外の違和感もある時は、ワゴンRの低速ガクガク・エンジン不調の原因も読んでみてください。
アイドリングストップ付きのHYBRID ZXでは、止まっている間にエンジンが止まります。ブレーキから足を離すとエンジンがかかる仕組みなので、しくみはワゴンRのアイドリングストップで押さえておくと安心です。
故障しやすい箇所と修理費の全体は、ワゴンRの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。これから新車を検討する方は、ワゴンRの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
ワゴンRのサイドブレーキはどこですか。
現行型のCVT車は、運転席の足元の左端にある足踏み式のパーキングブレーキです。5MT車は形が違うことがあるので、取説で確かめてください。
足踏み式のパーキングブレーキはどうやって外しますか。
ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキをもう一度奥まで踏み込むと戻るタイプが多いです。年式で違う場合があるので、取説の手順も確かめてみてください。
ワゴンRにブレーキホールドはありますか。
現行型にはありません。電動パーキングブレーキも設定がなく、CVT車は足踏み式です。
冬はパーキングブレーキを使わない方がいいですか。
凍りつくおそれがある寒い夜は、平らな場所でPに入れて輪止めを使う方法があります。坂道では使わないと危ないので、平らな場所に限ってください。
パーキングブレーキをかけたまま走ってしまいました。
短い距離なら大きな問題にならないことが多いですが、焦げた臭いや効きの違和感がある時は、販売店で点検してもらいましょう。
5MTのワゴンRは、駐車の時にどうすればいいですか。
パーキングブレーキをかけたうえで、エンジンを切ったあとにギアを入れておくのが基本です。上り坂なら1速、下り坂ならRに入れると、万一ブレーキがゆるんでも動き出しにくくなります。
まとめ
- 現行型のCVT車は、運転席の足元の左にある足踏み式のパーキングブレーキ
- かける時は奥まで踏み込み、外す時はもう一度踏み込むタイプが多い
- 電動パーキングとブレーキホールドは現行型に無い
- かけたまま走るとブレーキ警告灯が点く。走る前にメーターを見るくせを
- 寒い夜は凍りつくことがある。平らな場所ならPと輪止めで代わりにできる





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