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『昔のワゴンR RRって速かったらしい』と聞いて、中古で探してみようか迷っていませんか。今のワゴンRにはターボが無いので、気になる方も多いはずです。
結論から言うと、RRは2代目(1998年10月〜)と3代目(2003年9月〜)に設定されたターボのスポーツ系モデルです。いまは全車が初度検査から13年を大きく超えていて、選ぶなら値段より状態が何より大事になります。
この記事を読めば、RRとRR-DIの違いと、中古で失敗しないための見方が分かります。
ワゴンR RRとは?どの世代の車?
RRは、ワゴンRに設定されていた走り重視のモデルです。ターボエンジンを積み、見た目もスポーティに仕立てられていました。
実用的な軽ハイトワゴンに、走りの楽しさを足した存在です。家族の足にも使えて、運転も楽しめる車として人気を集めました。
| 世代 | 発売 | 主な型式 | RRの位置づけ |
|---|---|---|---|
| 初代 | 1993年9月 | CT21S・CT51S など | RRの名前はまだ無い |
| 2代目 | 1998年10月 | MC11S・MC21S・MC22S など | RRが設定された最初の世代 |
| 3代目 | 2003年9月30日 | MH21S、のちMH22S | RR・RR-DIが設定された世代 |
| 4代目以降 | 2008年9月〜 | MH23S ほか | RRの名前は使われていない |
発売時期はスズキ公式のワゴンRシリーズの沿革に基づいています。
『初代のRRを探してるんだけど…』という方もいますよね。
実は、RRという名前が付いたのは2代目からなんです。「初代RR」と言う場合は、多くが2代目のRRを指しています。
- RRは2代目と3代目に設定されたターボのスポーツ系モデル
- 最初のRRは2代目(1998年10月〜)
- 3代目では直噴ターボのRR-DIも登場した
- いまは全車13年超で、軽自動車税は年12,900円
RRとRR-DIの違いは?
RRを調べると、RR-DIという名前も出てきます。DIは、燃料をエンジンの中に直接吹き込む「直噴」を表す言葉です。
| 項目 | RR | RR-DI |
|---|---|---|
| 主な世代 | 2代目・3代目 | 3代目 |
| エンジン | ターボ | 直噴ターボ |
| 見た目 | スポーティな専用の外装 | スポーティな専用の外装 |
| 探しやすさ | 台数は少なめ | さらに少なめ |
どちらもターボで、力強い走りが持ち味です。直噴は、燃料を細かく制御して燃費と力を両立させようとした仕組みです。RR-DIは、軽自動車のターボで初めて直噴を採用したモデルとされています。
「RRとRR-DI、どっちを選べばいいんですか」
「台数が少ないので、名前より状態の良い1台を選ぶ方が大事ですよ」
直噴ターボの考え方は、のちに3代目の途中で追加されたスティングレーの「DI」グレードにも使われています。RRの名前は2008年9月の4代目への切り替えで使われなくなり、走りのイメージはスティングレーのターボ車へ移っていきました。

RRは本当に速い?今のワゴンRと比べると
『RRって速いんでしょ?』という話は、今でもよく聞きます。
当時のノンターボのワゴンRと比べると、ターボのRRは加速の力強さがはっきり違いました。坂道や合流でアクセルを深く踏まなくても進んでくれる感覚です。
今の現行ワゴンRは、全車がノンターボ(NA)です。エンジンの数字は次のとおりです。
| 項目 | 旧RR | 現行ワゴンR(2025年12月〜) |
|---|---|---|
| エンジン | ターボ | R06D型 NA(ターボなし) |
| 最高出力 | 年式・仕様で確認 | 36kW(49PS) |
| 最大トルク | 年式・仕様で確認 | 58N·m |
| 変速機 | 年式・仕様で確認 | CVT、ZLのみ5MTあり |
| 衝突被害軽減ブレーキ | なし | 全車標準 |
| 軽自動車税 | 年12,900円(13年超) | 年10,800円 |
現行ワゴンRの数値はスズキ公式の主要諸元表の値です。
ターボの力強さは、今のNAのワゴンRには無い魅力です。一方で、安全装備や燃費、税金では現行が有利になります。
- ターボの力強い加速
- スポーティな見た目
- MTで走る楽しさを味わえる車がある
- 年式が古く、状態の差が大きい
- 衝突被害軽減ブレーキなど今の安全装備が無い
- 13年超で税金が高い
現行でターボが無くなった話はワゴンRのターボは廃止?で詳しく見ています。
ワゴンR RRのMTを探すには
『RRのMTに乗りたい』という方も多いはずです。ターボとMTの組み合わせは、今のワゴンRでは選べないからです。
ただ、RRのMTは年式や駆動、仕様で設定が違います。すべてのRRにMTがあったわけではありません。
- 世代(2代目か3代目か)を決める
- 中古車の条件で「MT」を指定して探す
- 車検証の型式と、グレード名がRRかを確かめる
- 実車でシフトの入り方とクラッチの状態を見る
MTの車は台数が少なく、探しても見つからない時期があります。条件を少し広げて、気長に探すつもりでいると焦らずに済みますよ。
2WDか4WDかも、先に決めておくと探しやすくなります。雪の多い地域なら4WD、街乗りや峠道を楽しみたいなら2WD、という分け方が目安です。
今の新車でMTに乗りたいなら、現行ZLの5MTという選び方もあります。ターボではありませんが、MTを運転する楽しさは味わえます。
新車のMTについてはワゴンRの5MTは新車で買える?にまとめています。
中古のRRで確かめたいこと
RRは発売から長い時間がたっていて、どの車も初度検査から13年を大きく超えています。1台ごとの状態の差がとても大きいんです。
| 確かめる場所 | 見るポイント |
|---|---|
| エンジン・ターボ | 異音、白煙、オイル漏れがないか |
| MTのクラッチ | 切れる位置が高すぎないか、滑らないか |
| 改造の有無 | 車検に通る状態か、元の部品が残っているか |
| 下回り | サビや、ぶつけた跡がないか |
| 書類 | 整備記録簿、取扱説明書があるか |

ターボ車は、エンジンオイルの管理で状態が大きく変わります。整備記録簿でオイル交換の記録が続いているかを見てみてください。
スポーツ系の車は、前の持ち主が部品を替えていることもあります。マフラーや足回りが替わっていたら、車検に通る部品かどうかを販売店に聞いておきましょう。
古いRRは、車両価格が安くても、買ったあとの修理で大きな費用がかかることがあります。車両価格と、次の車検までの修理費を足して考えるのがおすすめです。
- 試乗して、加速の途中で息つぎや異音がないか
- エアコンが効くか
- 次の車検までの期間と費用
- 近くに整備を頼める工場があるか
RRが見つからない時、ほかのターボ車も候補?
RRは台数が少ないので、条件に合う1台がなかなか見つからないこともありますよね。そんな時は、同じワゴンRのほかのターボ車に目を向けるのも1つの手です。
| 候補 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| ワゴンR RR・RR-DI | 2代目・3代目 | スポーツ系のターボ。MTの車もある |
| 初代スティングレー T・DI | 2007年2月〜(3代目の時代) | RRと同じ時代のターボ車 |
| 6代目スティングレー HYBRID T | 2017年2月〜2025年 | ターボ+マイルドハイブリッド |
| カスタムZ HYBRID ZT | 2022年8月〜2025年12月 | ターボ+マイルドハイブリッド |
『ターボに乗りたいけど、古すぎる車は不安』という方には、6代目のスティングレーやカスタムZのターボ車が現実的です。衝突被害軽減ブレーキも付いていて、軽自動車税は年10,800円で済みます。
ただ、6代目のターボ車はどれもCVTです。MTで走りたい気持ちが強いなら、やはり旧型のRRを探すことになります。
「ターボとMT、どっちを優先すればいいですか」
「毎日の足にするならターボのCVT、趣味で楽しむならRRのMT、という分け方がしやすいですよ」
スティングレーとカスタムZは、2025年12月の仕様変更で新車のラインアップから外れています。どちらも今は中古で探す車です。
スティングレーやカスタムZの違いはワゴンRスティングレー・カスタムZは新車で買えない?で詳しく見ています。
RRの中古相場と、いま買う時の税金
RRの中古価格は、年式や走行距離、MTかATか、状態で大きく開きます。台数も少ないので、決まった相場を言いにくい車です。
同じRRでも、手入れされてきたMT車と、傷みの目立つ車では値段がまったく違います。価格の数字だけを見て高い安いを決めないようにしましょう。
税金は、どのRRも初度検査から13年を超えています。軽自動車税は年12,900円で、車検の時に払う重量税も年数に応じて上がっています。
| 項目 | 旧RR |
|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 年12,900円(13年超) |
| 重量税 | 13年超・18年超で上がる(車検の見積もりで確認) |
| 中古価格 | 年式・状態・MTかどうかで大きく違う |
気になる1台があれば、同じ条件の車を何台か並べて比べると、その車の値段が妥当かどうか見えてきます。
例えば、同じ3代目のRR-DIが2台あって、値段に差があったとします。
「安い方でも、走りは同じですよね」
「エンジンは同じでも、手入れの記録やクラッチの状態で、買ったあとの費用がかなり違ってきますよ」
安い方を選んで、すぐにクラッチやターボまわりの修理が必要になれば、結局は高くつくこともあります。値段の差がどこから来ているのか、販売店に聞いてみてください。
遠方の車を買う場合は、実車を見られないまま決めることになりがちです。写真や記録簿のコピーを送ってもらい、気になる点は先に質問しておくと安心ですよ。
旧型の全体像は初代〜3代目ワゴンRの特徴と今の立ち位置、世代の一覧はワゴンRの歴代モデル一覧で見られます。安全装備も含めて今の車と比べたい方は、現行ワゴンR(6代目)の特徴と評価や5代目ワゴンR(MH34S/MH44S)は今買いか、新車の値引きはワゴンRの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。
- スズキ ワゴンR 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
ワゴンR RRの初代はいつですか。
RRという名前が付いたのは2代目(1998年10月発売)からです。「初代RR」と言う場合は、多くが2代目のRRを指します。
RRとRR-DIの違いは何ですか。
RR-DIは3代目に設定された直噴ターボのモデルです。DIは燃料を直接吹き込む「直噴」を表します。
ワゴンR RRにMTはありますか。
MTの車もあります。ただし年式や駆動、仕様で設定が違うので、実車と車検証で確かめてください。
今のワゴンRにRRやターボはありますか。
ありません。現行ワゴンRは全車がノンターボで、RRの名前も使われていません。
ワゴンR RRの税金はいくらですか。
初度検査から13年を超えているので、軽自動車税は年12,900円です。重量税も年数に応じて上がります。
まとめ
- RRは2代目(1998年10月〜)と3代目(2003年9月〜)のターボのスポーツ系モデル
- RR-DIは3代目の直噴ターボ
- MTの設定は年式や仕様で違うので1台ずつ確かめる
- 全車13年超で、軽自動車税は年12,900円
- 車両価格と次の車検までの修理費を足して判断する





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