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軽自動車の後ろの席って、大人が乗ると窮屈なんじゃないか。家族や友だちを乗せる機会があると、そこが気になりますよね。
結論から言うと、現行ワゴンRの後部座席は、大人が座っても足元に余裕がある広さです。左右が別々に前後スライドとリクライニングできるので、乗る人に合わせて調整できるのが強みなんです。
この記事では、後部座席の広さを数字で確かめたうえで、座り心地の調整のしかたと倒し方までまとめます。
ワゴンRの後部座席は大人でも狭くない?
まず、室内の広さを数字で見てみましょう。スズキ公式の主要諸元表(現行型・2025年12月仕様変更後)の値です。
| 項目 | 現行ワゴンR(HYBRID ZX/ZL共通) |
|---|---|
| 室内長 | 2,455mm |
| 室内幅 | 1,355mm |
| 室内高 | 1,265mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 全高 | 1,650mm |
| 乗車定員 | 4名 |
室内長の2,455mmは、前席の前端から後席の後端までの長さです。この長さの中で、前席と後席が足元のスペースを分け合っています。
室内高は1,265mmあります。背の高いハイトワゴンなので、後ろに座っても頭上がつかえにくいんです。
- 室内寸法はグレードで変わらない。HYBRID ZXもZLも同じ広さ
- 後席は左右別々にスライドとリクライニングができる
- 定員は4名。後ろは2人で座る前提の作り
『でも、数字だけだとピンとこない』という方も多いはずです。
実際には、前席の人がどこまでシートを下げるかで、後ろの足元の広さは大きく変わります。後席を一番後ろまで下げれば、足を組めるくらいの余裕を感じる人も多いはずです。
ただ、体格や座る姿勢で感じ方はかなり違います。家族全員で試乗に行って、実際に座ってみるのが一番確かです。
内装全体の質感や前席まわりはワゴンRの内装を解説でまとめています。
後ろに座ると実際どう感じる?
広さの数字は同じでも、座ってみると気になるところは人によって違いますよね。よく挙がるポイントを、良いところと気になるところに分けてみます。
- 頭上に余裕があり、圧迫感が少ない
- 後席を下げると、ひざまわりにゆとりが出る
- 窓が大きく、外の景色が見えやすい
- 横幅は軽自動車の枠内なので、2人がちょうどいい
- 座面は前席よりも短めに感じる人がいる
- 荷室を広げたい時は、後席を前に出す必要がある
横幅については、軽自動車の全幅が1,475mmと決まっているので、どの車種でも大きな差はつきません。定員も4名なので、後ろは2人で座るのが前提です。
『子ども3人を後ろに並べたい』と考えている場合は、そもそも定員の面で難しいので注意してください。
例えば、こんな場面を思い浮かべてみてください。
「後ろ、足伸ばせる?」
「うん、前の席と足がぶつからないよ」
大人2人を後ろに乗せて近所まで出かける、くらいの使い方なら、困る場面は少ないはずです。長距離だと、座面の長さや背もたれの角度の好みが出てきます。
後部座席のスライドとリクライニングの使い方
ここが大事なところです。ワゴンRの後席は、左右が独立してスライドとリクライニングできます。
独立しているので、右側だけ後ろに下げて大人が座り、左側は前に出して荷物を置く、といった使い分けができるんです。
- 座面の前側の下にあるレバーを探す
- レバーを引き上げたまま、シートを前か後ろに動かす
- 好きな位置でレバーを離す
- シートを軽く前後に揺すって、ロックされたか確かめる
リクライニングは、背もたれの横にあるレバーで調整します。レバーを引きながら背中で押すと、背もたれの角度が変わります。
スライド量やリクライニングの段数は、公式サイトに細かい数字が出ていません。気になる方は、販売店で実車を動かしてみてください。
- 後ろに荷物がある時は、スライドさせる前にどかしておく
- 動かした後は、手で揺すってロックがかかったか確かめる
- 背もたれを倒しすぎると、シートベルトが体に合わなくなる
特にリクライニングは、倒しすぎないのがコツです。背もたれが寝すぎると、シートベルトの肩の位置がずれてしまいます。
後部座席の倒し方は?荷室を広げる手順
『ワゴンR 後部座席 倒し方』は、よく調べられている内容です。大きな荷物を積みたい時に、倒し方が分からないと困りますよね。
ワゴンRの後席は、ワンタッチダブルフォールディングで、左右で分けて倒せます。背もたれを倒すと座面も連動して沈み、低い位置でフラットに近い床ができる仕組みです。
- 後席のヘッドレストを一番下まで下げる(外せる場合は外す)
- 後席の座面や足元に物が無いか確かめる
- 背もたれの肩のあたりにあるレバー、または荷室側のレバーを引く
- 背もたれを前に倒すと、座面が沈み込んで床が平らに近くなる
- 元に戻す時は、背もたれを起こしてカチッとロックされるまで押す

レバーの位置は、年式によって少し違う場合があります。手元の取扱説明書で確かめてみてください。
- 前席を一番後ろに下げていると、後席の背もたれが当たって倒れきらないことがある
- シートベルトのバックルが挟まっていないか確かめる
- 戻した後は、背もたれがロックされているかを引いて確かめる
左右で分けて倒せるので、片側だけ倒して長い物を積み、もう片側に人が座る使い方もできます。例えばこんな感じです。
「傘立てとゴルフバッグ、両方載る?」
「右だけ倒せば大丈夫。左には座れるよ」
荷室の広さや、自転車・ベビーカーが載るかどうかはワゴンRの荷室の広さで詳しく見ています。
HYBRID ZXとZLで後部座席は違う?
『グレードで後ろの席の作りは変わるの?』と気になる方もいるはずです。
結論から言うと、後部座席そのものの広さと調整機能は、HYBRID ZXとZLで同じです。違いが出るのは、後ろに座る人の安全に関わる装備のほうなんです。
| 項目 | HYBRID ZX | ZL |
|---|---|---|
| 価格(2WD・税込) | 1,709,400円 | 1,430,000円 |
| 室内寸法 | 2,455×1,355×1,265mm | 同じ |
| 後席スライド・リクライニング(左右独立) | あり | あり |
| ワンタッチダブルフォールディング | あり | あり |
| SRSカーテンエアバッグ | あり | なし |
| フロントシートSRSサイドエアバッグ | あり | なし |
| リヤドアのアンブレラホルダー | あり | あり |
価格はスズキ公式のメーカー希望小売価格(2025年12月15日発売時)です。
カーテンエアバッグは、横からぶつけられた時に窓側に広がって頭を守る装備です。後席に座る人にも関わるので、家族を後ろに乗せる機会が多いなら、ここは比べておきたいところです。

グレードの違いを全体で見たい方はワゴンRのグレードの違いを一覧で比較も合わせて読んでみてください。
後部座席で過ごしやすくする工夫
後ろに座る人が快適に過ごせるかどうかは、ちょっとした工夫でも変わります。
ひとつは日差しです。後席の窓は大きいので、夏は日差しが気になりやすいんです。サンシェードやカーテンを付けると、ずいぶん過ごしやすくなります。
選び方はワゴンRのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方でまとめています。
もうひとつは、前席とのやり取りです。運転席のメーターまわりの表示は後席からは見えにくいので、到着時刻や燃費などを伝えたい時は、ナビの画面を使うと分かりやすいですね。
メーターの表示の見方はワゴンRのメーター表示の見方で紹介しています。
旧型のワゴンRには、ヘッドアップディスプレイが付いていた年式があります。現行型には設定がありません。違いはワゴンRのヘッドアップディスプレイで見られます。
後席のエアコンの効きが気になる、という声もよく聞きます。軽自動車は後席専用の吹き出し口を持たない車が多いので、夏は前席側の風量を少し強めにしてみてください。
長距離で後ろの人が疲れにくい座り方
『近所なら平気だけど、2時間乗ると疲れる』という声は、軽自動車の後席ではよくあります。ワゴンRでも、座り方を少し変えるだけで楽になるんです。
- 後席を一番後ろまで下げて、ひざを軽く曲げられる位置にする
- 背もたれは起こし気味にして、腰を背もたれの奥まで入れる
- ヘッドレストは頭の後ろの真ん中あたりに合わせる
- 1時間に1回は休憩して、車の外で体を伸ばす
背もたれを大きく倒すと楽そうに見えますよね。実は、倒しすぎるとお尻が前にずれて、かえって腰が疲れやすくなります。
ヘッドレストは、下げたままだと首を支えてくれません。後ろに人を乗せる前に、一度高さを合わせておきましょう。
前席の人にも少し協力してもらうと、後ろはぐっと楽になります。例えばこんなやり取りです。
「運転席、もう少し前に出せる?」
「いいよ。これで足、届く?」
運転する人が一番後ろまでシートを下げていると、後ろの足元はどうしても狭くなります。お互いに少しずつ譲るのが、4人で乗る時のコツです。
揺れや段差の突き上げが気になる時は、道の選び方やタイヤの空気圧でも変わります。詳しくはワゴンRの乗り心地と静かさで見ています。
後部座席にチャイルドシートや荷物を置く時は
後ろの席は、人が座るだけの場所ではありませんよね。チャイルドシートを付けたり、買い物袋を置いたりする場所にもなります。
チャイルドシートを付けるなら、後席を少し前に出すと、運転席や助手席から手が届きやすくなります。左右独立でスライドできるので、チャイルドシート側だけ前に出す使い方もできます。
付け方や取り付け位置の考え方はワゴンRのシートアレンジとチャイルドシートでまとめています。
急ブレーキの時、座面に置いた荷物は前に飛び出します。重い物は足元に置くか、荷室に積んでおきましょう。
- スズキ ワゴンR 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
ワゴンRの後部座席は何人乗れますか。
2人です。ワゴンRの乗車定員は4名で、前に2人、後ろに2人が座る作りです。
ワゴンRの後部座席はスライドできますか。
できます。左右が別々に前後スライドとリクライニングできるので、座る人や荷物に合わせて調整できます。
ワゴンRの後部座席の倒し方は。
ヘッドレストを下げてから、背もたれのレバーを引いて前に倒します。座面が沈み込んでフラットに近い床になります。
HYBRID ZXとZLで後部座席の広さは違いますか。
違いません。室内寸法はどちらも2,455×1,355×1,265mmです。差が出るのはカーテンエアバッグなどの装備で、これはHYBRID ZXだけに付きます。
後部座席に大人2人が座ると狭いですか。
前席の位置によりますが、後席を後ろに下げれば足元に余裕を感じる人が多いはずです。体格で感じ方が変わるので、実車に座って確かめてみてください。
まとめ
- 現行ワゴンRの室内寸法は2,455×1,355×1,265mmで、グレードによる差はない
- 後席は左右独立でスライドとリクライニングができる
- 倒す時はヘッドレストを下げてからレバーを引き、背もたれを前に倒す
- カーテンエアバッグとサイドエアバッグはHYBRID ZXだけの装備
- 定員は4名なので、後ろは2人で座る前提
買う時の値引きや交渉の順番はワゴンRの値引き相場と限界額にまとめています。





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