ワゴンRのグレードの違いを一覧で比較|ZXとZLどれを選ぶか

ワゴンRのHYBRID ZXとZLを比べるアイキャッチ

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ワゴンRのグレードを調べると、FX、FZ、スティングレー、カスタムZといろいろな名前が出てきますよね。どれがいま買えるのか分からなくなる方も多いはずです。

結論から言うと、いま新車で選べるグレードはHYBRID ZXとZLの2つだけです。2025年12月15日の一部仕様変更で、ここまで絞られました。

この記事では2つのグレードの違いを一覧で比べて、あなたがどちらを選べばいいのかまで決められるようにしています。

目次

ワゴンRのグレードは2つだけ。まず一覧で見てみましょう

現行ワゴンRは6代目(2017年2月発売)です。2025年12月の仕様変更でデザインが1つにまとまり、グレードも2つになりました。

グレード型式エンジン変速機駆動価格(税込)
HYBRID ZX5AA-MH95SR06D+マイルドハイブリッドCVT2WD1,709,400円
HYBRID ZX5AA-MH95SR06D+マイルドハイブリッドCVT4WD1,829,300円
ZL5BA-MH85SR06DCVT・5MT2WD1,430,000円
ZL5BA-MH85SR06DCVT・5MT4WD1,553,200円

どちらもエンジンは0.657LのR06D型で、ターボはありません。出力は36kW(49PS)で共通です。

違いはハイブリッドの有無と、装備の中身です。

選び方の結論
  • 安全装備を厚くしたい、遠出が多いならHYBRID ZX
  • 街乗り中心で価格を抑えたい、MTに乗りたいならZL
  • 迷ったら「サイド・カーテンエアバッグとACCが要るか」で決める
ワゴンRのHYBRID ZXとZLの主な違いを並べた図解

価格の詳しい一覧はワゴンRの新車価格の記事にまとめています。

HYBRID ZXとZLの違いは?装備を全部並べます

2WD同士で279,400円の差があります。『その差で何が変わるの?』というのが一番知りたいところですよね。

スズキ公式の主要装備表から、差がある項目を並べました(2025年12月仕様)。

安全装備の違い

装備HYBRID ZXZL
デュアルセンサーブレーキサポートII標準標準
車線逸脱抑制・警報、標識認識標準標準
誤発進抑制・後方誤発進抑制標準CVT車のみ
低速時ブレーキサポート(前進・後退)標準CVT車のみ
ACC(全車速追従機能付)標準なし
フロントシートSRSサイドエアバッグ標準なし
SRSカーテンエアバッグ標準なし
カメラのメーカーオプション全方位モニター用(85,800円)バックアイカメラ(CVT 46,200円/5MT 44,000円)

衝突被害軽減ブレーキは全車に付いています。ただし、ZLの5MT車は誤発進抑制などが付かない点は知っておきたいところです。

そして一番大きいのがエアバッグです。ZLは運転席と助手席の前のエアバッグだけで、横からの衝突に備えるサイドとカーテンは付きません。

安全装備の中身はワゴンRの安全装備の記事で詳しく書いています。

快適装備と見た目の違い

装備HYBRID ZXZL
マイルドハイブリッドありなし
アイドリングストップありなし
ステアリングヒーターありなし
本革巻ステアリングありウレタン
運転席シートリフター・チルトステアリングありなし
助手席シートヒーターあり4WD車のみ
スピーカー6スピーカー2スピーカー
LEDフロントフォグありなし
ホイール15インチアルミ(切削加工)14インチスチール+キャップ
フロントグリル高輝度サテンシルバーガンメタリック
インパネカラーパネルグラファイトダークグレーボルドー

共通で付くものも多いんです。LEDヘッドランプ、フルオートエアコン、キーレスプッシュスタート、運転席シートヒーター、4.2インチのカラー液晶はZLにも付きます。

見落としやすいポイント

シートリフターとチルトステアリングはZLに付きません。背が低めの方や、家族で運転を代わる方は、試乗で座る位置が合うか確かめてみてください。

燃費と走りはどれくらい違う?

『ハイブリッドだから燃費がすごく良いんでしょ?』と思うかもしれません。実は、差はそこまで大きくないんです。

グレード・変速機WLTC 2WDWLTC 4WD
HYBRID ZX(CVT)25.1km/L23.5km/L
ZL(CVT)24.2km/L22.6km/L
ZL(5MT)25.1km/L22.8km/L

CVT同士の2WDで0.9km/Lの差です。ZLの5MTは2WDならZXと同じ25.1km/Lになります。

ZXのマイルドハイブリッドは、モーターが発進や加速を少し手伝う仕組みです。モーターだけで走る時間は長くありません。

一方で市街地モードだとZX 2WDが23.0km/L、ZL CVT 2WDが20.2km/Lと差が開きます。信号の多い道をよく走るなら、ZXの良さを感じやすいはずです。

燃費の差だけで28万円を取り戻すのは難しいです。燃費は「おまけ」くらいに考えて、装備で決めるのがおすすめです。

マイルドハイブリッドの仕組みはワゴンRのハイブリッドの記事、実燃費は実燃費の記事で見られます。

HYBRID ZXで得られること
  • サイド・カーテンエアバッグとACC
  • 市街地の燃費がZLより良い
  • 15インチアルミで見た目が引き締まる
HYBRID ZXで気になること
  • ZLより約28万円高い
  • 最小回転半径が4.6mでZL(4.4m)より大きい
  • 5MTが選べない

2WDと4WD、CVTと5MTはどう選ぶ?

グレードが決まったら、次は駆動方式と変速機です。ここは住んでいる地域と、運転の好みで決まります。

選択価格の差燃費の差(WLTC)向いている人
ZXを2WDから4WDに+119,900円25.1から23.5km/L雪道・坂道が多い地域
ZLを2WDから4WDに+123,200円CVTで24.2から22.6km/L雪道・坂道が多い地域
ZLをCVTから5MTに同価格2WDで24.2から25.1km/LMTで運転したい人

4WDはフルタイム4WDです。雪が積もる地域なら、発進や坂道で安心感が違います。

5MTはZLだけの設定です。最低地上高は5MTが150mm、CVTが130mmと、5MTの方が高くなっています。

5MTを選ぶ前に

ZLの5MT車には、誤発進抑制や低速時ブレーキサポートが付きません。衝突被害軽減ブレーキ自体は付いています。

5MTの詳しい話はワゴンRの5MTの記事、4WDの要否は4WDの記事にまとめています。

FX・FZ・スティングレーは?旧グレードとの関係

中古車を見ていると、いまは無いグレード名がたくさん出てきます。ここで一度、時期ごとに並べておきますね。

時期主なグレード
2020年1月〜FA、HYBRID FX、HYBRID FZ、スティングレー HYBRID X・HYBRID T
2022年8月〜FX、HYBRID FX-S、スティングレー HYBRID T、カスタムZ HYBRID ZX・ZT
2025年12月〜(現行)HYBRID ZX、ZL
ワゴンRのグレード構成の移り変わりを時期ごとに並べた図解

2025年12月で、スティングレーとカスタムZは新車のラインアップから消えました。ターボ車も同じタイミングで無くなっています。

ここで混乱しやすいのが「HYBRID ZX」です。2022年8月〜2025年12月は、カスタムZのNAグレードの名前でした。

例えば、中古車サイトでこんな見え方をします。

「HYBRID ZXで2023年式って書いてある。現行と同じ?」
「いや、2023年ならカスタムZのHYBRID ZXだね」

同じ名前でも、デザインや装備が違います。年式と車検証の型式で確かめておきましょう。

旧グレードの特別仕様車は特別仕様車の歴史の記事、スティングレーはスティングレーの記事にまとめています。

カメラやナビを足すと、グレード差はどう変わる?

グレードの差は279,400円でも、実際の見積もりでは差がもっと開くことがあります。ZXを選ぶ方は、カメラやナビも手厚くしがちだからです。

組み合わせ(2WD・無料色)車両本体カメラのメーカーオプション合計
ZL CVT+バックアイカメラ1,430,000円46,200円1,476,200円
ZL 5MT+バックアイカメラ1,430,000円44,000円1,474,000円
HYBRID ZX+全方位モニター用カメラ1,709,400円85,800円1,795,200円

カメラまで付けると、差は319,000円になります。ここに対応ナビの代金が乗ってきます。

全車オーディオレスなので、どちらのグレードでもナビかオーディオは別に用意が要ります。ZXの全方位モニターは対応ナビが前提なので、ナビの選択肢が絞られる点も覚えておきましょう。

『カメラは要らないかな』という方もいますよね。ただ、スズキコネクト対応の通信機もこのパッケージに入っているので、アプリで車の状態を見たい方は付けておくと便利です。

見積もりの比べ方

グレードの差を比べる時は、車両本体だけでなく「カメラ+ナビ込み」の合計で並べてみてください。実際に払う差がはっきりします。

結局どっちを選ぶ?使い方別のおすすめ

ここまで読んで『結局、自分はどっちなの?』と思った方もいるはずです。使い方で当てはめてみてください。

HYBRID ZXを選んだ方がいい人
  • 高速道路や遠出によく乗る
  • 家族を後ろに乗せる機会が多い
  • 雪国でステアリングヒーターが欲しい
  • 駐車が苦手で全方位モニターを付けたい
ZLを選んだ方がいい人
  • 買い物や通勤など近場がほとんど
  • 車両価格をできるだけ抑えたい
  • MTで運転したい
  • 狭い道が多く、小回り(4.4m)を重視したい

どちらに当てはまる数も同じくらいなら、安全装備の差を重く見るのがおすすめです。エアバッグは後から付けられないからです。

グレードが決まったら、見積もりは同じ条件で2〜3か所から取ってみてください。値引きの目安はワゴンRの値引き相場の記事に書いています。

ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンRの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ワゴンRの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

ワゴンRのグレードはいくつありますか?

2026年9月時点ではHYBRID ZXとZLの2つです。それぞれに2WDと4WDがあり、ZLはCVTと5MTを選べます。

ワゴンRのFXやFZはもう買えませんか?

新車では買えません。FX・FZ・FAはいずれも旧グレードで、中古車として探すことになります。

ZLにACCは付けられますか?

付けられません。ACCはHYBRID ZXだけの装備で、ZLにはメーカーオプションでも設定がありません。

ワゴンRにターボのグレードはありますか?

現行にはありません。旧スティングレー HYBRID TやカスタムZ HYBRID ZTを中古で探すことになります。

一番売れているグレードはどれですか?

グレード別の販売台数はスズキから公表されていないため不明です。

まとめ

この記事の要点
  • 現行ワゴンRのグレードはHYBRID ZXとZLの2つだけ
  • ZXはハイブリッド・ACC・サイド/カーテンエアバッグ・15インチアルミ付き
  • ZLは価格が約28万円安く、5MTも選べる
  • 燃費の差は小さいので、装備の差で決めるのがおすすめ
  • 2025年12月より前の「HYBRID ZX」はカスタムZのグレード名
ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンR買いたいドットコム 編集部

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