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5月に届く納税通知書を見て『ワゴンRの税金って、結局年いくらなんだろう』と思った方も多いはずです。
結論から言うと、現行ワゴンRの軽自動車税(種別割)は年10,800円です。これに車検のたびに重量税がかかり、1年あたりにならすと合計で年1万4千円ほどになります。
この記事を読めば、年式ごとの税額と、ZXとZLで何が違うのかが分かります。
ワゴンRの税金は2種類だけ
ワゴンRを持っていると払う税金は、大きく分けて2つです。毎年払う「軽自動車税(種別割)」と、車検の時に払う「自動車重量税」です。
| 税金 | 払うタイミング | 現行ワゴンRの金額 |
|---|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 毎年(4月1日時点の持ち主) | 年10,800円 |
| 自動車重量税 | 車検の時にまとめて | 2年分6,600円(継続検査) |
| 1年あたりの合計 | 約14,100円 |
重量税は2年に1回なので、1年あたりにすると3,300円です。軽自動車税と足すと、年14,100円ほどになります。
- 現行ワゴンRの軽自動車税(種別割)は年10,800円
- 重量税は継続車検で2年分6,600円(13年超8,200円、18年超8,800円)
- グレードや駆動方式で毎年の税額は変わらない
ここで気をつけたいのは、ワゴンRは軽自動車だということです。ネットで「自動車税」と調べると普通車の金額が出てきますが、ワゴンRには当てはまりません。
維持費全体の中での税金の割合は、ワゴンRの維持費は年間いくら?で内訳ごとに見ています。
軽自動車税(種別割)は年式で3段階ある
『同じワゴンRなのに、友達の車と税金が違う』
こんな話を聞くことがありますよね。実はワゴンRの軽自動車税は、はじめて登録された時期と経過年数で金額が変わります。
| 条件 | 年税額 | 当てはまりやすいワゴンR |
|---|---|---|
| 2015年4月以降に新規検査 | 10,800円 | 6代目(2017年2月〜)と5代目後期 |
| 2015年3月以前に新規検査(13年未満) | 7,200円 | 5代目の前期(2012年9月〜) |
| 新規検査から13年超 | 12,900円 | 4代目(2008年9月〜)以前 |
2015年3月以前に登録された車は、税率が上がる前の7,200円のままです。ただし13年を超えると、12,900円に上がります。
6代目ワゴンRは2017年2月発売なので、どの年式でも年10,800円です。現行のHYBRID ZXでもZLでも、2WDでも4WDでも同じ金額になります。
13年は「はじめて新規検査を受けた月」から数えます。車検証の「初度検査年月」の欄で確かめられます。
5代目や4代目を検討している方は、この13年の線が大事です。買った翌年から税金が上がる、ということもありえます。
旧スティングレーやカスタムZも同じ金額
『スティングレーのほうが見た目が豪華だから、税金も高いのでは』
そう思う方もいるかもしれませんね。スティングレーもカスタムZも、軽自動車なので税額の決まり方はワゴンRと同じです。
ターボ付きのスティングレー HYBRID TやカスタムZ HYBRID ZTでも、軽自動車税(種別割)はエンジンの違いで変わりません。登録時期と経過年数だけで決まります。
| 車 | 軽自動車税(種別割)の決まり方 |
|---|---|
| 現行ワゴンR(ZX/ZL) | 登録時期と経過年数 |
| 旧スティングレー・カスタムZ | 同じ |
| ターボ車・4WD車 | 同じ |
中古で旧スティングレーを探している方は、スティングレー・カスタムZと現行ワゴンRの違いもあわせて見てみてください。
4代目の税金の考え方は4代目ワゴンR(MH23S)の現在で詳しく見ています。
重量税は車検のたびにいくら払う?
「重量税って、重い車ほど高いんですよね」
「普通車はそうなんですけど、軽自動車は重さに関係なく一律なんです」
こんなやりとり、ありそうですよね。ワゴンRは車両重量が750kgから860kgまでありますが、重量税の金額は変わりません。
| 経過年数 | 継続車検の重量税(2年分) |
|---|---|
| 13年未満 | 6,600円 |
| 13年超 | 8,200円 |
| 18年超 | 8,800円 |
継続車検の金額です。新車で買う時は、最初の車検までの3年分をまとめて払います。

重量税は車検の見積もりに「法定費用」として書かれます。どこの工場で車検を受けても、この金額は同じです。
車検全体の費用はワゴンRの車検費用の目安にまとめています。
- 「初度検査年月」で、2015年4月より前か後かを見る
- 同じ欄から、13年・18年を超える時期を数えておく
- 「用途」が乗用か貨物かを見る(ワゴンRは乗用)
HYBRID ZXとZLでエコカー減税は違う
『ハイブリッドのZXのほうが税金も安いのでは?』
そう思いますよね。ここが大事なところで、違いが出るのは「新車で買う時の重量税」だけなんです。
| グレード | 駆動・変速機 | 重量税のエコカー減税(2025年12月発売時) |
|---|---|---|
| HYBRID ZX | 2WD・CVT | 25%減税 |
| HYBRID ZX | 4WD・CVT | 25%減税 |
| ZL | 2WD・CVT | 25%減税 |
| ZL | 2WD・5MT | 本則税率 |
| ZL | 4WD・CVT/5MT | 本則税率 |
スズキの2025年12月15日のニュースリリースの区分です。2026年5月以降の区分は変わっている可能性があるので、見積もりの重量税の欄で確かめてみてください。
減税は、新車の登録時に払う重量税が少し安くなる仕組みです。毎年の軽自動車税(種別割)は、ZXでもZLでも年10,800円で変わりません。
- 減税がかかるのは新車購入時の重量税だけ
- 2回目以降の車検の重量税は、原則どのグレードも同じ
- 税額の差より、燃費と装備の差のほうが大きい
つまり、税金だけでZXかZLかを決める必要はありません。燃費の差はWLTCで2WDのZXが25.1km/L、ZLのCVTが24.2km/Lです(スズキ公式諸元)。
燃料代まで含めた差はワゴンRの実燃費はどれくらい?で比べています。
新車で買う時にかかる税金
新車の見積もりを見ると、税金の欄がいくつも並んでいて戸惑いますよね。ワゴンRを新車で買う時に出てくる税金は、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 軽自動車税(種別割) | 登録の翌年度から毎年。登録した年度は払わない |
| 自動車重量税 | 最初の車検までの3年分。エコカー減税の区分で変わる |
| 環境性能割 | 燃費性能に応じた取得時の税。制度改正で扱いが変わることがある |
| 消費税 | 車両価格・オプションにかかる。メーカー希望小売価格は10%込み |
軽自動車税(種別割)は4月1日時点の持ち主にかかります。そのため、4月2日以降に登録すると、その年度は払わずにすみます。
環境性能割は、税制改正で税率や扱いが見直されることがあります。いつ登録するかで変わる場合もあるので、見積もりの内訳で確かめるのが確実です。
3月中に登録すると、4月1日時点の持ち主になるので、翌月すぐに1年分の軽自動車税がかかります。4月に入ってからの登録なら、最初の納付は翌年です。
登録の時期と値引きの関係はワゴンRの買い時はいつ?で詳しく見ています。
年式別に10年間の税金を並べてみる
実際にどれくらい払うのか、10年乗った場合で並べてみます。軽自動車税と継続車検の重量税だけを足した金額です。
| 買う車 | 10年間の軽自動車税 | 10年間の重量税(継続車検) | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 新車の6代目 | 10,800円×9年=97,200円 | 6,600円×4回=26,400円 | 約124,000円 |
| 13年超の旧型(中古) | 12,900円×10年=129,000円 | 8,200円×5回=41,000円 | 約170,000円 |
新車は登録した年度の軽自動車税がかからず、最初の車検が3年後です。新車の購入時にかかる3年分の重量税は、この表に入れていません。
13年超の旧型は、中古で買ってすぐ2年ごとに車検が来る前提です。18年を超えると重量税は2年分8,800円になるので、実際はもう少し高くなります。
『10年で5万円くらいの差なら、気にしなくていいかな』
そう感じる方もいますよね。税金だけなら、年あたり5千円ほどの差です。ただ、13年を超えた車は部品の交換も増えてくるので、税金以外の出費とあわせて考えてみてください。

旧型の維持費の考え方は5代目ワゴンR(MH34S/MH44S)は今買いかでも見ています。
税金の払い方と、払い忘れた時の注意
軽自動車税(種別割)の納税通知書は、毎年5月ごろに届きます。納め先は、ナンバーを登録している市区町村です。
- 5月ごろに届く納税通知書の金額を確かめる
- 納期限(多くは5月末)までに、窓口・コンビニ・スマホ決済などで払う
- 車検が近い場合は、支払いの控えを取っておく
いまは多くの市区町村で、車検の時に納税証明書の提示を省略できる仕組みになっています。ただ、支払ってすぐはデータに反映されていないこともあります。
払い忘れると延滞金がかかり、車検も受けられなくなります。引っ越した時は、ナンバーの住所変更もしておきましょう。
軽自動車税(種別割)は年の途中で手放しても月割で戻る仕組みがありません。売るなら3月中に名義変更まで終わらせると、翌年度の納税を避けられます。
中古で買った時は誰が払う?
中古のワゴンRを年度の途中で買った時、その年の軽自動車税は4月1日時点の持ち主がすでに払っています。
そのため、買った年度の分は新しい持ち主には通知が来ません。販売店によっては、残りの月数ぶんを「未経過相当額」として見積もりに入れることがあります。
「この未経過の軽自動車税って、何のお金ですか」
「前の持ち主が払った今年度の税金を、月割で精算している分です」
こんなやりとりになることもあります。見積もりに書かれていたら、何か月分かを確かめてみてください。
売る時期の考え方はワゴンRを高く売るには?にまとめています。値引きと総額の話はワゴンRの値引き相場と限界額もあわせてどうぞ。
- 総務省「自動車税・軽自動車税」:税額の区分と仕組み
- 軽自動車検査協会:軽自動車の車検・名義変更などの手続き
よくある質問
ワゴンRの税金は年間いくらですか。
現行の6代目は軽自動車税(種別割)が年10,800円です。継続車検の重量税(2年分6,600円)を1年あたりにならすと、合計で年14,100円ほどになります。
HYBRID ZXとZLで毎年の税金は違いますか。
違いません。どちらも年10,800円です。違いが出るのは新車購入時の重量税のエコカー減税だけです。
13年を超えたワゴンRの税金はいくらですか。
軽自動車税(種別割)が年12,900円、継続車検の重量税が2年分8,200円になります。18年を超えると重量税は8,800円です。
4WDのワゴンRは税金が高いですか。
毎年の軽自動車税は2WDと同じです。重量税も軽自動車は一律ですが、新車時のエコカー減税の区分は2WDと違う場合があります。
普通車の自動車税の表はワゴンRに使えますか。
使えません。ワゴンRは軽自動車なので、市区町村に納める軽自動車税(種別割)の金額で考えます。
まとめ
- 現行ワゴンRの軽自動車税(種別割)は年10,800円
- 2015年3月以前の登録は7,200円、13年超は12,900円
- 重量税は継続車検で2年分6,600円。軽自動車は重さで変わらない
- エコカー減税の差は新車購入時の重量税だけ
- 4月2日以降の登録なら、その年度の軽自動車税はかからない





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