ワゴンR初代〜3代目(CT・MC・MH21S/MH22S)の特徴と今

初代から3代目の旧型ワゴンRの特徴と見分け方をまとめたアイキャッチ

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街で昔の角ばったワゴンRを見かけて、『あれって何代目だろう』と気になったことはありませんか。家に古いワゴンRがあって、今どういう扱いなのか知りたい方もいるはずです。

結論から言うと、初代から3代目は1993年9月から2008年8月ごろまでの世代で、いまは全車が初度検査から13年を超えています。軽自動車税は年12,900円で、乗るにも売るにも「状態次第」の車です。

この記事を読めば、旧型ワゴンRの世代の見分け方と、いま乗る・手放す時の考え方が分かります。

目次

初代から3代目、いつの車?

まずは3つの世代を並べてみます。発売時期はスズキ公式のワゴンRシリーズの沿革に基づいています。

世代発売主な型式年式の目安
初代1993年9月CT21S・CT51S など平成5年式〜平成10年式
2代目1998年10月MC11S・MC21S・MC22S など平成10年式〜平成15年式
3代目2003年9月30日MH21S、2007年5月の改良以降MH22S平成15年式〜平成20年式
4代目2008年9月25日MH23S平成20年式〜

型式の頭の2文字で、おおよその世代が分かります。CTなら初代、MCなら2代目、MH21S・MH22Sなら3代目です。

同じ世代の中でも、駆動方式やエンジンで型式の数字が変わります。細かいバリエーションは車検証の型式欄で確かめるのが確実です。

先に結論
  • CTは初代、MCは2代目、MH21S・MH22Sは3代目
  • 3世代とも初度検査から13年を超え、軽自動車税は年12,900円
  • いま乗るなら整備の記録、売るなら複数の店で比べるのが大事
初代から3代目ワゴンRの年表と型式を示した図解

ワゴンRの名前の由来は?

『ワゴンRのRって何?』という疑問は、昔からよく出てきます。

スズキの説明では、Rには「Revolution(革新)」と「Relaxation(くつろぎ)」の意味が込められているそうです。「セダンもあるけどワゴンもあ〜る」という言葉遊びから生まれた、という話もよく知られています。

初代が出た1993年ごろは、軽自動車といえば背の低いセダン型が中心でした。そこに背の高い箱型の軽を出したことが、名前の「革新」につながっているんです。

背を高くして、座る位置を上げる。いまでは当たり前になった軽ハイトワゴンの形は、ここから一気に広がっていきました。

世界累計1,000万台

ワゴンRシリーズは、2025年6月までに世界累計販売1,000万台に届いています(ワゴンRワイド・+・ソリオを含む、スズキ公式)。

初代ワゴンR(CT系)の特徴

初代ワゴンRは、1993年9月に登場しました。型式はCT21S(2WD)やCT51S(4WD)などです。

初代で一番よく話題になるのが、ドアの作りです。初期の車は運転席側のドアが1枚、助手席側が前後2枚という、左右で違う作りでした。

「なんで運転席側だけドアが1枚なんですか」
「後ろの席に乗る人が、歩道側から乗り降りしやすいようにした作りなんです」

四角い車体と高い天井、見晴らしのいい座る位置が、当時は新鮮に受け止められました。今の目で見ても、室内の四角さはワゴンRらしさの原点と言えます。

初代のいいところ
  • 四角い形で室内が使いやすい
  • 車体が軽く、つくりがシンプル
  • 当時の軽ハイトワゴンらしい雰囲気がある
いま乗るなら気になるところ
  • 衝突被害軽減ブレーキなど現代の安全装備が無い
  • 部品が手に入りにくくなっているものがある
  • 1998年10月より前の軽自動車規格で、車体が今より小さい

初代の時代の軽自動車は、1998年10月に始まった今の軽自動車規格より前のサイズです。今の軽と並べると、一回り小さく感じるはずです。

2代目ワゴンR(MC系)の特徴

2代目は1998年10月に発売されました。ちょうど軽自動車の規格が大きくなったタイミングで、車体も新しい規格に合わせて作られています。

2代目のトピックの1つが、スポーツ系の「RR」が設定されたことです。ターボエンジンを積んだ、走りを意識したモデルでした。

項目2代目の内容
発売1998年10月
主な型式MC11S・MC21S・MC22S など
軽自動車規格1998年10月の新しい規格に対応
主なトピックスポーツ系の「RR」を設定
軽自動車税(いま)13年超で年12,900円

RRについては、ターボやMTの話も含めてワゴンR RRとは?で詳しく見ています。

『2代目と3代目、見た目がよく似ていて分からない』という声もよく聞きます。

そんな時は、車検証の型式を見るのが一番です。MCで始まれば2代目、MHで始まれば3代目以降になります。

2代目は、初代の四角い形を受け継ぎつつ、新しい規格で少し大きくなった世代です。初代から乗り換えた人には、室内の余裕が分かりやすかったはずです。

3代目ワゴンR(MH21S・MH22S)の特徴

3代目は2003年9月30日に発売されました。前期がMH21Sで、2007年5月の一部改良以降はMH22Sになっています。

3代目の時代で大きな出来事が、2007年2月5日の「ワゴンR スティングレー」の追加です。精悍な顔つきの派生モデルで、ここから2025年まで続くシリーズになりました。

型式時期見分けのポイント
MH21S2003年9月〜2007年5月ごろ3代目の前期
MH22S2007年5月の改良以降3代目の後期。同じ時期のスティングレーもMH22S

中古車の掲載でMH21SとMH22Sが混ざっているのは、この改良をはさんでいるからです。初度登録年月と型式を一緒に見ておくと、どちらの時期の車か分かります。

3代目で確かめたいこと
  • 車検証の型式がMH21SかMH22Sか
  • スティングレーか、標準のワゴンRか
  • 整備記録簿が残っているか
  • 下回りのサビ、エアコンの効き

コラムシフトや内装、旧型ならではの話

『ワゴンR コラムシフト』と調べる方は、ハンドルの横にシフトレバーがある旧型を探していることが多いはずです。

AT車でシフトレバーをハンドルの根元に付けると、前の席の足元が広くなり、左右の移動がしやすくなります。ベンチシートと組み合わせた作りで、旧型ワゴンRの一部の年式・グレードに使われていました。

ただ、どの年式・グレードがコラムシフトかは、モデルによって違います。狙って探すなら、写真で運転席まわりを確かめるのが近道です。

旧型の内装は、今の車に比べてシンプルです。カーナビやバックカメラは後から付けた車が多く、付いている機器は1台ごとにばらばらです。

旧型のカタログや資料を探す方法
  1. 車検証で型式と初度登録年月を確かめる
  2. 取扱説明書や整備記録簿が車に残っていないか見る
  3. スズキ公式の過去資料で、同じ時期の資料を探してみる
  4. 見つからなければ、販売店や整備工場に型式で聞く

当時のカタログは、紙で残っていることもあれば、公式の過去資料で見られる場合もあります。型式と年式が分かれば、探す範囲をかなり絞れますよ。

ワゴンRプラスやワイドとは何が違う?

旧型を調べていると、「ワゴンRプラス(+)」や「ワゴンRワイド」という名前も出てきますよね。

これらは、ワゴンRをもとにした派生車です。ワゴンRワイドは1997年2月に出た登録車(普通車の区分)で、軽自動車のワゴンRとは別の車になります。

車名区分関係
ワゴンR(初代〜3代目)軽自動車この記事の本題
ワゴンRワイド登録車1997年2月に出た派生車
ワゴンR+(プラス)登録車ワイドの流れをくむ派生車
ワゴンRソリオ登録車2000年11月に登場。今のソリオの前身
ワゴンRとワゴンRワイド・プラス・ソリオの区分の違いを示した図解

ここが大事なところです。ワイドやプラス、ソリオは登録車なので、税金の区分が軽自動車と違います。軽自動車税の話はそのまま当てはまりません。

今のソリオとワゴンRの比べ方は、ワゴンRとソリオ・ヤリスなど普通車どっちが得?で見ています。

旧型ワゴンRをあえて買うなら

『古いワゴンRが好きで、これから買いたい』という方もいますよね。その場合は、値段より状態を優先して選ぶのがおすすめです。

見るべきは、整備の記録と下回りのサビ、エアコンの3つです。どれも直すと費用がかさみやすい場所なんです。

「走行距離が少ないから安心ですよね」
「距離より、どれだけ手入れされてきたかの方が大事ですよ」

古い車は、買ったあとに整備してくれる工場があるかどうかも大切です。近くで相談できるところを先に探しておくと安心ですよ。

旧型を買う前に見ること
  • 整備記録簿が残っているか
  • 下回りやドアの下にサビが広がっていないか
  • エアコンが効くか、異音がしないか
  • 次の車検までの期間

いま旧型ワゴンRに乗る・売る時の考え方

初代から3代目は、どの車も初度検査から13年を大きく超えています。軽自動車税は年12,900円で、車検の重量税も年数に応じて上がっています。

項目旧型ワゴンR(初代〜3代目)現行ワゴンR
軽自動車税年12,900円(13年超)年10,800円
衝突被害軽減ブレーキなし全車標準
部品手に入りにくいものがある普通に手に入る

『古いけど、まだ元気に走ってくれる』という車も多いですよね。気に入っているなら、整備しながら乗り続けるのも1つの選び方です。

一方で、車検の見積もりが高くなってきたら、手放すタイミングを考える合図です。古い軽でも、状態や人気によっては値段が付くことがあります。

1社だけで決めない

古い車ほど、店によって付く金額の差が大きくなりがちです。値段が付かないと言われても、別の店では違う答えになることがあります。

売る前に、今の車にいくら付くかを調べておくと判断しやすくなります。

ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンRの値段、先に相場を見ておく

いまのワゴンRにいくら付くか、まとめて調べてみる

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

乗り換え先を考えるなら、現行は現行ワゴンR(6代目)の特徴と評価、手頃な中古なら5代目ワゴンR(MH34S/MH44S)は今買いかが参考になります。新車の値引きはワゴンRの値引き相場と限界額、世代の全体像はワゴンRの歴代モデル一覧で見られます。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

初代ワゴンRはいつ発売されましたか。

1993年9月です。型式はCT21S(2WD)やCT51S(4WD)などです。

MH21SとMH22Sは何代目ですか。

どちらも3代目です。2007年5月の一部改良より前がMH21S、後がMH22Sです。

ワゴンRの名前の由来は何ですか。

スズキの説明では、Rには「Revolution(革新)」と「Relaxation(くつろぎ)」の意味が込められているとされています。

ワゴンRプラスは軽自動車ですか。

軽自動車ではなく登録車です。ワゴンRワイドの流れをくむ派生車で、税金の区分も軽自動車と違います。

旧型ワゴンRの軽自動車税はいくらですか。

初代から3代目は初度検査から13年を超えているので、年12,900円です。

まとめ

この記事の要点
  • 初代は1993年9月、2代目は1998年10月、3代目は2003年9月30日発売
  • 型式はCTが初代、MCが2代目、MH21S・MH22Sが3代目
  • 2代目でRR、3代目の2007年2月にスティングレーが登場
  • ワゴンRワイド・プラス・ソリオは登録車で、軽自動車とは別の車
  • 3世代とも13年超で、軽自動車税は年12,900円
ワゴンR買いたいドットコム

ワゴンR買いたいドットコム 編集部

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