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シガーソケットが急に使えなくなった。ドラレコを付けたいけれど、電源をどこから取ればいいか分からない。ワゴンRのヒューズボックスを探している方は、だいたいこのどちらかですよね。
結論から言うと、ワゴンRのヒューズボックスは運転席の足元まわり(室内)と、エンジンルームのバッテリー近くの2か所にあります。どのヒューズが何の回路かは、ふたの裏か取扱説明書の配置図で確かめるのが確実です。
この記事を読めば、場所の見つけ方と、ヒューズ交換・電源取り出しの手順、メインヒューズを触る時の注意が分かります。
ワゴンRのヒューズボックスはどこにある?
ワゴンRには、ヒューズが集まっている場所が大きく2つあります。役割が少し違うので、先に全体をつかんでおきましょう。
| 場所 | 主に入っている回路 | 開けやすさ |
|---|---|---|
| 室内(運転席の足元まわり) | シガーソケット・オーディオ・室内灯・ワイパーなど車内の電装品 | ふたを外すだけ。工具はほぼ不要 |
| エンジンルーム(バッテリー近く) | ヘッドランプ・ホーン・エアコン・冷却ファンなど大きな電流が流れる回路 | ボンネットを開けてふたを外す |
| バッテリーのプラス端子まわり | メインヒューズ(車全体の元の回路) | 触る前にマイナス端子を外す |
室内側は、ハンドルの右下あたり、運転席の足元をのぞき込むと見つかる位置にあることが多いです。ふたやカバーで隠れているので、ライトで照らしながら探してみてください。
エンジンルーム側は、黒い樹脂の箱のような見た目です。バッテリーのすぐそばに置かれていることが多いですよ。
- 車内の電装品のトラブルは、まず室内のヒューズボックスを見る
- ライト・ホーン・エアコンなどは、エンジンルーム側に入っていることが多い
- 配置図はふたの裏か取扱説明書に載っている。回路の名前はそこで確かめる

年式でヒューズボックスの位置は変わる?
ワゴンRは1993年の初代から、6代目の現行型まで世代が長く続いています。世代が変わると、ヒューズボックスの細かな位置やふたの形も変わります。
『ネットの写真と自分の車の見た目が違う』ということもありますよね。まずは車検証の型式を見て、どの世代かを決めておくと迷いません。
| 世代 | 主な型式 | 発売 |
|---|---|---|
| 6代目(現行) | MH35S/MH55S、2020年1月以降 MH85S/MH95S | 2017年2月1日 |
| 5代目 | MH34S/MH44S | 2012年9月6日 |
| 4代目 | MH23S | 2008年9月25日 |
| 3代目 | MH21S/MH22S | 2003年9月30日 |
型式と発売時期はスズキ公式の発表をもとにしています。世代の見分け方はワゴンRの歴代モデル一覧でもまとめています。
ヒューズが切れた時のサインと調べ方
ヒューズは、決まった量より大きな電気が流れた時に、自分が切れて回路を守る部品です。切れると、その回路につながった装備だけが急に動かなくなります。
例えばこんな場面です。
「シガーソケットに挿した充電器が、急に反応しなくなった」
「ほかの装備は動いてるなら、そのソケットの回路のヒューズが切れたのかもね」
一つの装備だけ止まった時は、ヒューズを疑ってみる価値があります。逆に、車全体の電気がおかしい時はバッテリーや充電の問題かもしれません。バッテリー側の話はワゴンRのバッテリー上がりと交換で見ています。
- 特定の装備だけが急に動かなくなった
- 社外品の充電器やドラレコを挿した直後に止まった
- 同じ回路の装備(例:室内灯とドアの電装)がまとめて止まった
- エンジンのかかり方やライトの明るさは普段どおり
ヒューズの見方と交換の手順
平型のヒューズは、透明な樹脂の中に金属の線が見えます。この線が途中で切れていれば、ヒューズ切れです。
交換する時は、同じ形で同じ容量(アンペア数)のものを使いましょう。容量はヒューズの頭に数字で書いてあり、色でも分かれています。
- エンジンを止め、電装品のスイッチをすべて切る
- ヒューズボックスのふたを外し、裏の配置図で目当ての回路を探す
- ふたの中にあるヒューズプーラー(小さなつまみ)で真上に引き抜く
- 中の線が切れていないか、光に透かして確かめる
- 同じ形・同じ容量の新しいヒューズを差し込む
- 装備が動くか確かめて、ふたを戻す
『手元に20Aしかないから、これでいいか』と差し替えるのはやめておきましょう。回路を守れなくなり、配線が熱を持つ原因になります。交換してもすぐ切れる時は、配線や装備側に原因があるので点検を受けてください。
ホーンのヒューズはどこ?鳴らない時の探し方
『ホーンが鳴らない、ヒューズかな』と考える方も多いはずです。ホーンは大きな電流を使うので、エンジンルーム側のヒューズボックスに入っていることが多いんです。
ただ、年式によって入っている場所や回路の名前は違います。ふたの裏の配置図で「HORN」やホーンのマークを探してみてください。
ホーンが鳴らない原因は、ヒューズだけではありません。
| 考えられる原因 | 見分け方の目安 |
|---|---|
| ヒューズ切れ | ヒューズの中の線が切れている |
| リレーの不具合 | ヒューズは無事なのに鳴らない |
| ホーン本体の故障 | 雨の後や洗車後から鳴らなくなった |
| ハンドル内部の接点 | ハンドルを回した位置で鳴ったり鳴らなかったりする |
ハンドルの中にはエアバッグが入っています。ハンドルまわりの分解は、自分でやらずに整備工場にお願いしましょう。ホーン本体の交換費用はワゴンRの故障しやすい箇所と修理費の目安で目安を出しています。
ドラレコ・ETCの電源を取り出す方法
ヒューズボックスを探す理由でいちばん多いのが、電源の取り出しですよね。ドラレコやETCを配線を切らずに付ける方法として、「電源取り出しヒューズ」がよく使われます。
電源取り出しヒューズは、元のヒューズの代わりに差し込むと、もう一本の配線が出てくる部品です。そこから、新しく付ける機器に電気を送ります。
- 取り出したい回路を決める(エンジンをかけた時だけ電気が来る回路か、常に来る回路か)
- 元のヒューズの形(平型の大きさ)と容量を確かめる
- 同じ形の電源取り出しヒューズを用意する
- 元のヒューズを抜き、電源取り出しヒューズを差し込む
- アース(マイナス)を車体の金属部分に取る
- 機器が動くか、元の装備も動くかを両方確かめる
取り出す回路の選び方
ドラレコやETCなら、エンジンをかけた時だけ電気が来る回路(アクセサリー系)から取るのが一般的です。駐車中も録画するドラレコなら、常に電気が来る回路も使います。
ただ、常時電源を使うと、止めている間もバッテリーを少しずつ使います。ワゴンRのような軽自動車はバッテリーの余裕が大きくないので、駐車監視の設定時間は短めにしておきましょう。
- ヒューズの形(大きさ)を実物で確かめてから部品を買う
- 差し込む向きで効き方が変わる部品もあるので、説明書を読む
- エアバッグやブレーキなど安全装備の回路からは取らない
- 取り出した先の機器の消費電力を確かめる
HYBRID ZXはアイドリングストップ付きです。エンジンが止まって再始動する時に、電圧が一瞬下がって機器が再起動することがあります。気になる時はワゴンRのアイドリングストップの仕組みと解除方法も読んでみてください。

メインヒューズはどこ?外し方と注意点
メインヒューズは、車全体の電気の元になる大きなヒューズです。ワゴンRでは、バッテリーのプラス端子の近くにまとめられていることが多いです。
『長く乗らないから、メインヒューズを抜いておきたい』という方もいますよね。気持ちは分かるのですが、実はこの目的ならバッテリーのマイナス端子を外すほうが手軽で安全です。
メインヒューズのまわりは、太い配線に大きな電流が流れる場所です。工具がプラス端子と車体に同時に触れると、火花が出ることがあります。触る前には、先にバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
メインヒューズが切れた時の症状
メインヒューズが切れると、車の電気がほとんど、または全部使えなくなります。バッテリー上がりと症状が似ているので、見分けにくいんです。
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| ブースターケーブルをつないでも何も反応しない | メインヒューズや太い配線の不具合 |
| つなぐとかかる。しばらくするとまた上がる | バッテリーの寿命や充電の不具合 |
| 室内灯は点くのにエンジンがかからない | セルモーターやバッテリーの弱り |
メインヒューズが切れるのは、どこかで大きなショートが起きた時です。交換しても原因が残っていれば、また切れてしまいます。自分で交換するより、整備工場で原因ごと見てもらうのがおすすめです。
エンジンのかかり方がおかしい時は、ワゴンRのエンジン不調の原因も参考にしてみてください。
バッテリーを外した後に必要なこと
マイナス端子を外すと、時計やオーディオの設定が消えることがあります。パワーウィンドウの自動開閉などは、初期設定をやり直す場合もあります。
どの設定が必要かは、取扱説明書の「バッテリーを外したときは」のような項目にまとめてあります。開き方はワゴンRの取扱説明書の見方でまとめています。
自分でやる?お店に頼む?判断の目安
ヒューズの交換そのものは、慣れていなくてもできる作業です。ただ、原因が分からないまま何度も交換するのは、あまりおすすめできません。
- 社外の充電器を挿した直後に1本だけ切れた
- 配置図で回路がはっきり分かる
- 同じ形・同じ容量のヒューズが手元にある
- 交換してもすぐまた切れる
- メインヒューズや太い配線まわりの不具合
- ハンドルやエアバッグの近くを触る必要がある
電源の取り出しも、配線を内張りの裏に通す作業は慣れが要ります。カー用品店やディーラーに頼むと、工賃はかかりますが仕上がりがきれいです。
これからワゴンRを買う方は、ドラレコやETCを付けるならその分も見積もりに入れておきましょう。値引きの目安はワゴンRの値引き相場と限界額で見ています。

よくある質問
ワゴンRのヒューズボックスはどこにありますか?
運転席の足元まわり(室内)と、エンジンルームのバッテリー近くの2か所にあることが多いです。世代で細かな位置は違うので、車検証で型式を確かめてから取扱説明書で探すと迷いません。
ヒューズの容量はどこで分かりますか?
ヒューズの頭に数字(アンペア数)が書いてあり、色でも分かれています。ふたの裏や取扱説明書の配置図にも、回路ごとの容量が載っています。
ドラレコの電源はどのヒューズから取ればいいですか?
エンジンをかけた時だけ電気が来るアクセサリー系の回路から取るのが一般的です。エアバッグやブレーキなど安全装備の回路は避けてください。
メインヒューズは自分で外しても大丈夫ですか?
長く乗らない時の対策なら、バッテリーのマイナス端子を外すほうが手軽です。メインヒューズまわりは大きな電流が流れるので、慣れていなければ整備工場に任せましょう。
ヒューズを替えてもすぐ切れます。どうすればいいですか?
配線のショートや装備の故障が考えられます。容量の大きいヒューズで代用せず、整備工場で原因を調べてもらってください。
まとめ
- ヒューズボックスは室内の運転席足元まわりと、エンジンルームの2か所
- 回路の名前と容量は、ふたの裏か取扱説明書の配置図で確かめる
- ホーンやライトなど大きな電流の回路は、エンジンルーム側に入っていることが多い
- 交換は同じ形・同じ容量で。大きい容量で代用しない
- 電源取り出しはアクセサリー系から。安全装備の回路は避ける
- メインヒューズを触る前は、バッテリーのマイナス端子を外す





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